【中高生向け】歴史の本の選び方 小説・史伝文学・参考書 ジャンル別完全解説!

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 こんにちは。バリバリ現役中学生のなす丸です!

 本を読むことが大好きで、中高生の生活に役立つ本の情報を日々発信しています!

 今回は歴史の本の選び方について解説していきます。一言に歴史の本と言っても様々なので、大きく三つに分けてジャンル別でポイントをまとめてみました。

「歴史が得意になりたいけど、、、」
「自分に合った歴史の本ってどれなんだ、、、、」
といった悩みのある方はぜひ最後まで読んでほしいです。

こなす
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【中高生向け】ですが、それ以外の年代の人にも参考になる内容になってます!

このサイトで分かること

・自分が読むべき歴史本のジャンルが分かる
・ジャンル別のおすすめの選び方が分かる

自分に合ったジャンルを選ぼう!

 まず歴史の本を読もうとした時に、自分の目的に合ったジャンルの本を選ばなければなりません。ここではジャンルを三つに分けて考えていきます。歴史小説・史伝文学・参考書です。それぞれの説明は以下の通り。

歴史の本 3つのジャンル
  • 歴史小説
    →歴史上の人物や出来事をモデルに作られたフィクション
  • 史伝文学
    →歴史に関する筆者の研究や見解、考え方を事実に基づいて書かれたもの
  • 参考書
    →歴史を学習するときに参考にする本。テキスト。

(このサイトでいう「参考書」は「歴史の参考書」を指します)

歴史小説は作り話、史伝文学は事実、参考書は勉強道具といった感じですね。どのような目的の人にそれぞれ合っているかは以下の通り。

それぞれのジャンルにピッタリな人
  • 歴史小説
    →知識を増やすより純粋に本を読むことを楽しみたい人
  • 史伝文学
    →知識を増やしながら新しい・面白い考えに触れたい人
  • 参考書
    →学校の成績に繋げたい・すぐに実用的な知識が欲しい人

これらを踏まえた上で自分に合っていると感じるものを選んでみてください

これ以上は自分で選ぶしかないのですが、本当に迷ったのなら僕は歴史小説を読むことをお勧めします。多少フィクション要素が大きくても歴史を楽しむにはもってこいですし、そこから歴史にハマる人も多いからですね。

こなす
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ジャンル決めはそこまで重要じゃないから、始めは色々読んでみるのがいいかもね

ジャンル別 歴史本の選び方

 ここからは本題の「本の選び方」に入っていきます。それぞれのジャンルで微妙に異なるので別々に解説していきます。

歴史小説

 歴史小説は先程も紹介した通り歴史を元にしたフィクションです。あまり勉強を目的に読むことは無いので自分が「面白そう!」と思った作品を選ぶのが一番ですが、全く心当たりの無い人は以下のような点で選ぶと良いでしょう。

・映画やドラマ、アニメから探してみる
 皆さん一度は「大河ドラマ」を見たことはありませんか?NHKが放送している歴史ドラマシリーズですね。それ以外でもテレビや映画で何かしら歴史関連の映像を見たことがあるでしょう。アニメでも良いですよ。そういったものの中で「これは印象に残っているな」「あれは面白かったな」というものがあれば真っ先に調べてみましょう。あなたに合っているのかもしれませんし、小説では違う切り口で興味深かったりします。

こなす
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僕は「逃げ上手の若君」が好きで鎌倉や室町あたりの本を読んだことがあるよ!

 歴史小説の選び方の説明は以上です。「これだけ?」って思うかもしれませんが、歴史小説はあくまでエンターテインメント。読む人の好みに大きく左右されます。まずは何冊か読んでみて、自分の好みを知るところから始めましょう!

史伝文学

 史伝文学は面白さと学びを兼ね備えた本。小説ではない事実について書かれた本は基本的にこれだと思ってもらって大丈夫です。選ぶときに抑えたいポイントは以下の2つ。

・自分のレベルに合った本を探す
 史伝文学はレベルの上と下でかなり違います。延々と文字が並んでいる難しいものから小学生も楽しめるものまであって、とにかく広い。だからパラパラーっと見てみて、自分のレベルに合っていないのなら本棚に戻しましょう。例えば初心者ならカラーでイラストが多いもの、中級者なら図や実際の資料が多いものといったところです。

・自分の得意教科と結びつけてみる
 「自分のレベルに合ってるのはだいたいあるけど、、、それでも選べん」という人は自分の得意科目の要素が入った本を選んでみましょう。例えば「江戸の天文学」や「室町の水墨画の美学」など他の教科の要素があるとちょっと面白そうですよね?得意教科でなくても変わった切り口の本は印象に残ります。

 史伝文学系の本は僕も特に大好きで何冊も読んでいますが、読んでる冊数に比例して面白さが分かってきます。何冊かで迷ったら全部読んじゃいましょう!

歴史参考書

 参考書は学校指定のものがあったり、皆んなが買っているものがあるので迷わない人が多いですが、参考までにポイントを解説します。

・学校の教材(学習指導要領)に沿っている
 そのままの意味です。教科書一つにしても出している出版社によって全然解釈が違いますし、学校のものに沿っていなければテストにも出ないので、きちんと確認しましょう。

回答と解説の量が多い
 皆さん参考書の問題をパラパラーっと見ることはあっても回答・解説をみる方は少ないでしょう。でも解説がいかに充実しているかで問題に対する理解度や質が変わってくるので、とても重要です。「解説を読んだけど分からなかった」なんてことがない参考書にしましょう。

こなす
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ポイントは以上だよ。あくまでこれらは参考程度にして選んでね。

おわりに 「まずは書店に行こう!」

 ここまで読んでくれてありがとうございました!本選び、上手くいきそうでしょうか?

 最後に一つ、大事なことを言うならば「とにかく書店に行こう!」です。ネットで調べたり、こうして選び方などを考えても結局は手に取らないと分かりません。そのための本屋さんですからね。

 本を読んで、歴史を好きになる良いきっかけになれば嬉しいです。

こなす
こなす

素敵な本を見つけて、またどこかでお会いしましょう!

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