【中学生必見!】読書が苦手な人にオススメしたい「最初の本」3選!

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 こんにちは、バリバリ現役中学生のなす丸です!

 よく「本を読みなさい」とか「読解力を付けなさい」と言われていても、学校の課題や部活、友達との遊びなどの忙しさから全く本を読まなくなっていませんか?でも本を読むことは大切ですし、誰しも小さい頃は楽しく絵本を読んだことがあるでしょう。本を全くもって楽しむことができない人はきっといません。

 ここでは「読書って本当に意味あるの?」「読もうと思ってもちょうどいい本がないなぁ」「結局スマホばっかり見ちゃう」っといった悩みを持っている中学生の皆さんにオススメの本を三つに絞って紹介していきます。

読書が苦手な中学生にオススメの本3選

『スマホ片手に文学入門』

引用:https://www.amazon.co.jp/
この本のアピールポイント
  • 筆者と一緒に「検索」しながら楽しめる
  • 解説が分かりやすくて、本を理解する力がつく
  • 国語でよく問われる「読解力」が自然につく

 最初に紹介するのは「スマホ片手に文学入門 検索で広がる解釈の楽しみ方」(著:小池陽慈)です。

 この本はスマホを使った「検索」を大いに利用して読書の解釈を広げる面白さを教えてくれる本です。この本は有名な宮沢賢治の「やまなし」など短編作品が三つそのまま掲載してあります。「お話」→「難しい言葉をピックアップ」→「スマホで調べた検索結果」→「解説」といった流れの中で雑談を交えながら作品が紹介されていて、僕自身も読んでいて「あ、なんだこういうことか」「え、ここに面白さがあったのか」と自然に内容が理解できました。本の意外な解釈の仕方に気づくと、本の上級者の楽しみ方を知った気分でちょっと得意げな気分になりますw

こなす
こなす

第3章の「やまなし」は懐かしのクラムボンを深読みしてて面白かったよ

 それでも「読書の拒絶反応が、、、解説なんて長々と読めないよ、、、」と言う人もいるでしょう。大丈夫!この本では解説の後に「メモ」としてそこまでの考察をまとめてくれています。一文程度のメモを読むだけでも十分理解できて、発見があります。

 「すぐスマホを見出しちゃう」という心配が一切無用な、スマホを読書のためのツールに早変わりさせてくれる本です!

『生きる力を身につける 14歳からの読解力教室』

引用:https://www.amazon.co.jp/
この本のアピールポイント
  • キャラクターの会話形式になっていて読みやすい
  • 読書読解力の関係性が理解できる
  • 本に対する様々な疑問がスッと分かる

 次に紹介するのは「生きる力を身につける 14歳からの読解力教室」(犬塚美輪)です。

 この本は「読解力」を軸に読むことそのものや本の読み方を考えていく本です。ぱっと見は大学の准教授が書いている小難しい本ですが、キャラクターの会話形式になっていてとっても分かりやすい!「勉強に読解力っている?」「読書って本当に読解力あがるの?」「どうすれば読めるようになる?」など誰しも一度は感じたことのある疑問がたくさん詰め込まれていて、読んでいるうちに読書に対する自然とモヤモヤが消えていきます。ターゲットが14歳(前後)なのも難易度としてちょうどいいですね。

こなす
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第6章は面白かったよ。「マンガはやっぱりダメですか?」っていうテーマで、僕もマンガ大好きだから答えがすごく気になったね。

 読書をすることにどうしても必要性を感じない人、大事なのは分かっていても他のことが優先してしまう人、そんな人にぜひ読んでみてほしい一冊です。

『5分後に意外な結末』

引用:楽天ブックス
この本のアピールポイント
  • 短くて5分で読める
  • どの話も最後に思わぬ展開があって面白い
  • ホラーからちょっと感動する物語まで様々なジャンルの話がある
  • シリーズ化していて、読み続けられる

 最後に紹介するのは「5分後に意外な結末」(桃戸ハル)です。

 先程の二冊と違ってこの本は物語です。それも超短編の。本を読みたくなった人、「小説なら」と思った人にはピッタリの作品になっています。

 5〜10ページ程度の短いお話が数十話収録されていて、楽しくなって次の話、次の話と読んでいるうちに一瞬で読み終わってしまいます。そして何より飽きない一番の理由はジャンルの豊富さ。読み終わったら思わずゾクっとしてしまうホラー系から「え、そうだったのか、、、」と結末に思わず涙してしまう感動系まで。中には奥が深いものもあってどんな人でも楽しめる内容です。

こなす
こなす

この「①赤い悪夢」の中だと僕は「父の時給」が好きだったなぁ

 さらに、この本はシリーズ化されていて、気に入ったのなら何冊も読めます。極め付けは「5秒後に意外な結末」という更に一つ一つのお話が短い同じ作者の別シリーズまで!ぜひ気に入ったら両方読んでみてほしい作品です。

おわりに

 ここでは読書が苦手な中学生にピッタリな本として三冊紹介してきました。しかし、中にはこれでも「難しそう」「文字が多い」「今更読まなくても」と思う人がいるかもしれません。でも本は読まないと好きにはなりませんし、読んだ人にしか必要性は分かりません。このサイトを開いている時点であなたは少なからず読書に対して興味を持っているはずなので、その気持ちを糧に一冊手に取ってみて欲しいです。

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